「おーいおいどん」の家庭菜園・園芸・地域情報

家庭菜園・園芸の記録や我々の生活に関する昔からの地域情報を発信します。

成人式の変遷と意味

今日は成人の日である。今では一月の第二月曜日だが、以前は一月十五日と決まっていた。もちろん、私が成人を迎えた年も十五日であった。 成人式に出席しなかった理由 私は成人式には出席していない。その頃にはすでに働いていたし、田舎も遠かったため、故…

丙午の年に、風向きが変わる気がしている

イメージ 2026年は、丙午(ひのえうま)の年だという。 丙午と聞いて、今でも思い出されるのは、「丙午年生まれの女性は気性が荒く、夫を蹴飛ばす。したがって家庭はうまくいかず、亭主運もない」などと語られてきた、いま思えばずいぶん乱暴な言い伝えであ…

餅を搗かない日――師走二十九日のこと

皆さん、正月の餅はもう搗きましたか。それとも、今年は買ってきた餅で済ませた、という方も多いかもしれません。 今では、家で餅を搗く光景はほとんど見られなくなりましたが、かつて年の瀬には、「いつ餅を搗くか」が、意外と大切な決まりごとでした。 そ…

冬至の朝、猫が騒ぐ

今日は冬至。旧暦十一月、子の月の中気。新暦では十二月二十二日ごろにあたる。 太陽が一年で最も南へと下り、北半球では昼がいちばん短く、夜がいちばん長くなる日である。江戸時代の暦の解説書『こよみ便覧』には、 日南の限りを行て、日の短きの至りなれ…

お事納めと一目小僧──境界の日にまつわる伝承

はじめに 12月8日は、昔の暮らしの中で「お事納め(事八日)」と呼ばれる日だったと伝えられています。仕事や家の営みをいったん区切り、神様を迎える準備に入る節目として意識されていた、という話も各地で語られています。 地域によっては 12月8日が事納め…

十日夜(とおかんや)──文献で知った季節と、裏庭の小さな大根畑

大根の発芽 昨日は「十日夜(とおかんや)」。旧暦十月十日の夜に行われる行事で、地域によっては「とうかんや」「ジュウヤ(十夜)」とも呼ばれます。西日本の 亥の子 がよく知られているのに対し、十日夜は主に東日本に分布する収穫祭なのだそうです。 文…

小雪——冬の気配がふっと肩に触れる朝に

二十四節気の一つ、「小雪」。旧暦十月、亥の月の中気で、おおよそ新暦の十一月二十三日ごろにあたります。 名前に「雪」とつきますが、市街地にはまだ本格的な雪はありません。それでも遠くの山の稜線には、うっすらと白銀の気配が漂い、冬がこちらを静かに…

七五三という「営業政策」に踊らされる私たち

九州育ちの私が思うこと 十一月十五日。今日は七五三の日である。 五歳の男の子、三歳と七歳の女の子が晴れ着をまとい、手をつないで神社へ向かう姿をよく見かける。いまではすっかり全国共通の行事のように感じられるが、この“十一月十五日に七・五・三”と…

立冬の陽だまり

今日は立冬。暦の上では、冬の始まりとされる日です。旧暦では十月、亥の月の正節にあたり、例年なら空気も少し冷たく張りつめてくる頃。 けれど今朝の空気は、どこかやわらかく感じました。寒さというより、むしろ秋の名残がまだ残っているようです。最高気…

感謝の月―十三夜の雅な夜

今日は、旧暦の九月十三日。つまり「十三夜」である。十五夜ほどの知名度はないが、実は日本ならではの月見の日だ。 昔の人はこの夜を「後の月(のちのつき)」とか「豆名月」「栗名月」と呼び、縁側にススキの穂を挿した瓶を置き、豆や栗、団子を供えた。お…

霜のころ、レタスを待つ朝

今日は二十四節気のひとつ、霜降(そうこう)。旧暦では九月、戌の月の中気にあたり、ちょうど今の十月二十三日ごろ。「霜が降りる」という名のとおり、秋の終わりを告げる節目です。 朝の空気が、ひときわ冷たくなってきました。早朝には、草の上に霜の白さ…

寒露 ― 暦の上だけの秋?

今日は「寒露」。旧暦でいえば九月、戌の月の正節にあたり、新暦では十月八日ごろ。五穀の収穫もたけなわで、農家がいちばん忙しく動くころ――……のはずなのだが、どうも実感が伴わない。 というのも、今日の気温は24℃。曇り空ではあるが、上着を羽織るほどで…

月に照らされて思うこと

夜の庭に出ると、空がやけに明るい。見上げると、まんまるの月がぽっかりと浮かんでいた。 どうやら今夜は中秋の名月らしい。 スマホを取り出して、思わず一枚。しかし、撮れた写真を見ると——あれ、まるで街灯のよう。肉眼ではあんなに美しかったのに、レン…

公認の悪戯 ―十五夜の月の下で―

柳田國男の『公認の悪戯』という一文に、こんな話があります。 「味をしめるということが、よく子供については言われる。子供には自制の念が乏しいのは当たり前だから、してもよろしいとなると大抵のうまいことが、癖にも流行にもなりやすい。……八月十五夜の…

神奈月と秋祭りを迎えるころ

明日から十月。神奈月と呼ばれる月になる。昔からこの時期は、田の神さまへの感謝を込めて秋祭りが行われてきたらしい。春から稲を見守ってくれた田の神に、初穂や新米で作ったお供えをして、神さまに喜んでもらおうとしたのだろう。 土地によっては、田の神…

秋分の日に思うこと

今日は、秋分の日。旧暦では八月、酉の月の中気にあたり、新暦では九月二十三日ごろ。彼岸の中日として、国民の祝日に定められている日です。 ご先祖を敬い、亡くなった人の御霊を偲ぶ日。子どものころは「おはぎを食べる日」くらいに思っていましたが、年齢…

二百二十日と秋の気配

今日は「二百二十日」。立春から数えて220日目にあたる日です。 二百十日と同じく、昔から台風の多い「厄日」とされてきました。俳句の季語にもなり、江戸の暦学者・渋川春海の句が伝えられています。ただし「二百十日」か「二百二十日」か、その起源や作者…

処暑に思う、季節の足音

今日は「処暑」。暦の上では、暑さが止み、涼風が吹き渡る頃だという。 旧暦七月、申の月の中気──暦の解 説書にはそう書いてあるが、実際の今日の空気はまだ夏の名残をしっかりと抱え込んでいる。曇り空で昨日よりは過ごしやすいものの、例年に比べるとやは…

暦だけが秋を迎えたらしい

今日は立秋。旧暦の七月、申の月の正節。新暦でいえば、だいたい八月八日頃になる。 「暦の上では秋です」などと、しれっと言われる日である。 だが、外はむし暑い。蒸している。立秋だからといって、突然すずしくなるわけでもない。蝉はジージー鳴いている…

毒日(どくび)の風――半夏生のころに

田の神が山へ帰り、毒気が降ると言われた日。 七十二候のひとつ「半夏生(はんげしょう)」。毎年この時期になると、畑の片隅に白く化粧したような草が顔を出す。昔の人は、この日を「毒日(どくび)」と呼び、さまざまな禁忌を語り継いできた。 今日は、そ…

畑の喜びと梅雨の静寂

入梅――空の気まぐれに耳を澄ます日 今日は「入梅(にゅうばい)」。 暦の上で梅雨入りを迎えるこの日。私の住んでいる地方でも、昨日、気象庁から「梅雨入り」が発表されました。今日も、雨は強くないものの、降ったり止んだりと、まるで気まぐれな猫のよう…

立夏がやってくる

明日、5月5日は立夏。 暦の上ではもう夏の始まりなんだなぁと、なんとなく空を見上げたくなる。 庭や畑の緑が日ごとに濃くなって、風にも少しだけ夏の匂いが混じってきたような気がする。 田んぼには水が入り、田植えが始まっている。 まだカエルの声は聞こ…

【明日は八十八夜】家庭菜園にも通じる、春から夏への境界線

一、八十八夜とは何か? 二、「八十八夜の針タケ」と言い伝えの力 三、八十八夜はいつから暦に? 四、私の家庭菜園と「八十八夜」 五、気象予報と暦の知恵の間で 六、八十八夜の前日、畑に立って思うこと 結びに 明日、5月1日は「八十八夜」。 立春から数え…

穀雨の頃、春雨に誘われて畑を耕す ― 家庭菜園の季節がやってきた

二十四節気のひとつ「穀雨」は、春の最後の節気。この頃は春のやわらかな雨が田畑を潤し、種まきに最適な季節とされています。私はといえば、少し早めに畑の準備を始めていましたが、この節気を迎えると、いよいよ野菜作りのスイッチが入ったような気がしま…

【春の陽気に誘われて】桜と団子と、ちょっとドライブ。

今日は本当にいい天気。朝から空が青くて、風もやわらかくて、まさに春本番の陽気。 こんな日は家にじっとしているのがもったいなくて、思い立ってドライブがてら桜を見に出かけました。 道中、窓を開けて走ると、外の空気が気持ちいい。 冬のあいだ縮こまっ…

清明の候 ー 春の清らかな気に包まれて

今日は二十四節気の一つ、「清明」です。 春の光が柔らかく降り注ぎ、桜や草花が咲き始める頃。 万物が清らかで生き生きと輝くこの季節ですが、今年の清明の日は少し肌寒い朝を迎えました。 とはいえ、これから本格的な春の訪れを感じられる日が続きそうです…

春分の日と社日:田の神に感謝する伝統

明日は春分の日であり、社日でもあります。 社日 社日とは、春分・秋分に最も近い戊の日を指す中国由来の言葉で、日本では古くから田の神信仰と結びつき、農事の節目として広く行われてきました。 春は種まきの時期、秋は収穫の時期であることから、田の神が…

春分の日と農事の始まり

来週の三月二十日(木曜日)は「春分の日」 日本では春分の日は「彼岸」の中日にあたり、お墓参りなどを行う日として知られていますが、実は中国には「彼岸」にあたる習俗そのものは見られません。 ですが、春分そのものに関する記載は古くから文献に残され…

春のお彼岸の入り — 少し寒いけれど、春はすぐそこ

明日、三月十七日(月曜日)は、春のお彼岸の入りです。今年の彼岸の中日は、**三月二十日(木曜日)の「春分の日」**にあたります。 彼岸の入りを「サシ」とも言いますね。地域によって呼び方に違いがあるかもしれませんが、私の周りでは「サシ」と言えば、…

明日は、啓蟄

">三月五日、二十四節気の一つ「啓蟄」を迎えます。 ">「啓蟄」とは、冬の間、土の中にこもっていた虫たちが春の訪れを感じ、目を覚まして動き出す頃を指します。 まだ肌寒さが残るものの、日差しが次第に暖かくなり、土の匂いにもどこか春らしさを感じられ…