2026-01-01から1年間の記事一覧
「数字を押してください」にご用心 先日、携帯電話に一本の電話がかかってきました。 知らない番号でしたが、何気なく出てみると、人の声ではなく電子音のような自動音声が流れてきました。 内容は、こんなものでした。 「電気代・ガス代の節約。東京電力グ…
今朝、田んぼの畦道を歩いた。目的は、もちろん土筆(つくし)探しである。 実は先日も同じ場所に来てみたのだが、そのときは一本も見つからなかった。畦道をあちこち眺めてみても、見えるのは枯れ草ばかり。「まだ少し早かったか」と思いながら帰った記憶が…
若狭の言葉というのは、ときどき思わぬところでこちらを戸惑わせる。長く住んでいるつもりでも、まだ知らない表現が出てくるのだから、言葉というものは面白い。 先日、家の電気工事をお願いしていた電気屋さんから電話があった。 「明日明後日(あしたあさ…
今期、初めてのホウレンソウを収穫した。 朝の畑はまだ少し空気が冷たい。 手袋をした手で葉をつかみ、そっと引き抜くと、根元に黒い土がついたままのホウレンソウが姿を現す。 「ああ、ちゃんと育ってくれていたんだな」 そんな気持ちになり、なんだか嬉し…
今朝、起きてカーテンを開けると、庭の床机の上に猫が一匹いた。 まるでそこが自分の席であるかのように、きちんと丸くなって座っている。しかも、こちらをじっと見ている。 この猫、何度か見かけたことがある。しかし鳴きもしない。ただ静かに、こちらを見…
先日、小学校低学年くらいの男の子と、そのお母さんが、少しばつの悪そうな様子で我が家を訪ねてきた。 男の子はずっと下を向いたまま。お母さんが申し訳なさそうにこう切り出した。 「この子が、悪いことをしてしまって……謝りに来ました」 何事だろうと思っ…
今朝、いつものように起きて洗面所へ向かった。顔を洗おうと思い、洗面台の電気ヒーターのスイッチを入れたその瞬間——。 ヒーターが止まり、照明が消え、洗濯機も止まる。家の電気製品が一斉にストップした。 「あ、電気の使いすぎでブレーカーが落ちたな」 …
オオイヌノフグリ 今日は春のような陽気だった。気温は16℃まで上がった。「そろそろ土筆が出ているのではないか」と思い、田んぼの畦道まで歩いてみた。 畦を見渡してみるが、土筆はまだ一本も出ていない。去年の今頃には、確か出ていたような気がするのだが…
冬のあいだ、サンルームに引っ越しさせていたグリーンネックレス。乾き気味に育てながら、ときどき様子をのぞく日々。 ある朝、丸い葉のあいだから、ふわっと白いものが見えました。 え、こんな花が咲くの? 近づいてみると、まるで小さな花火。 白い糸のよ…
三月といえば、三月の節句。けれど鹿児島では、三月三日ではなく四月三日に祝う地域も多い、と言われています。 旧暦の感覚が残っているから、とか。三月はまだ少し寒い日があるから、もう少し暖かくなってから、ということもあるのだとか。 はっきりした理…
こんにちは。 昨日、「三方五湖ネイチャークルーズ 冬だけの特別体験 野鳥たちの楽園へ」に参加してきました。場所は福井の景勝地、**三方五湖**です。 冬の三方五湖へ 冬の湖は、空気が澄んでいて、とても静か。湖面は穏やかで、遠くの山までくっきり見えま…
こんにちは。 先日、長年乗っていたコンパクトカーから軽自動車へ乗り換えました。昨年の年末に注文していた車が、ようやく納車。いよいよ新しい相棒との生活が始まりました。 まずは慣らし運転から 納車後は、近所をぐるりと慣らし運転。 正直に言うと、ま…
ホワイト六片 こんにちは。 雪が溶け、黒いマルチの穴からのぞく緑。今朝のにんにくの様子です。 一見すると、「あれ?大丈夫か?」と少し心配になる姿。葉先は黄色く、ところどころ枯れたようにも見えます。この冬の厳しい寒さと雪に耐えてきた証拠でしょう…
ざるの上に広がる淡い緑。手のひらにのせると、まだ冷たいのに、どこかぬくもりの予感を秘めた色合いだ。蕗の薹は、毎年きまって同じような姿で現れるのに、その年ごとに違う表情を見せる。自然は律儀で、そして気まぐれでもあるのだと思う。 今年は雪が多か…
今日は気温十五度。庭に積もっていた雪が、ようやくゆっくりと溶け出してきた。厚手のアウターもいらない。肩が軽くなると、気持ちまで少し前に進んだような気がする。 特に目的もなく庭を一回りする。雪がなくなった地面を見るだけなのに、なぜかそれだけで…
最近の車にはCDプレーヤーが付いていないらしい。先日それを知ったとき、少し驚いた。今まで乗っていた車には当たり前のようにCDを入れる場所があり、好きなアルバムを差し込めば何の疑いもなく音楽が流れた。ところが、今回買い替える車には、その「差し込…
――車と人生のサイズ感の話 数年乗ったコンパクトカーと、今日でお別れである。大きすぎず小さすぎず、ちょうどよい相棒だった。 そして明日、注文していた軽自動車が納車される。注文したのは昨年の年末。まだ先の話だと思っていたのに、気がつけばその日が…
もうすぐ立春、なのにこの寒さである。暦を見れば、立春まではあと数日。春という言葉が目に入るだけで、気持ちは少し先へ進むのだが、現実の空気はまだまだ冷たい。朝、外に出ると、思わず肩をすくめてしまう。 立春を待つということ 小寒、大寒と、寒さの…
もうすぐ節分。スーパーに豆が並び始めると、「ああ、季節が進んだな」と感じる。 節分といえば、「鬼は外、福は内」。そんなイメージが強い。 けれど、昔の人にとって節分は、もっと大きな意味をもつ日だったようだ。 節分は、立春の前日。立春は、太陽の動…
節分が、もうすぐやって来る。今年は二月三日が節分で、翌四日が立春だ。 暦の上では、節分で冬が終わり、立春から春になる。そう聞くと少し気持ちが軽くなるが、今日は一月三十日。外は相変わらず寒く、まだ冬のまっただ中である。 朝、外から「ゴーン」と…
――保険のようなものを、考える―― 最近ふと、思った。「そういえば、JAFってまったく使っていないな」 それは決して悪いことではない。車が故障しない、トラブルに遭わない。むしろ平穏無事な証拠である。 ところが次の瞬間、別の疑問が頭をもたげた。 「JAF…
今日は一月二十九日。暦の上では、もうすぐ二月である。 外はまだ寒い。道路の脇には雪が残り、今晩からは日本海側に寒気団が張り出して、さらに冷え込むという。テレビでは積雪への注意喚起が流れ、明日の最高気温は2℃の予報だ。 そんな冬のまっただ中のよ…
数日後。 「それ、私が植えたよ」 妻が、あっさり言った。 正月の飾り物に使っていた葉牡丹。「育つかと思って」畑に植えてみたのだという。 なるほど。こぼれ種でも、鳥でも、自然の神秘でもなかった。家庭内の出来事だった。 記事を書いたあとに指摘され、…
JPCZ 今朝はとにかく寒い。外の気温はマイナス1℃。この先の予報を見ても、最高気温は1℃止まりで、気温が上がる気配はまったくない。窓の外では雪が降り続いていて、「これは積もるな」と直感的に分かる朝だ。 こういう日は、天気予報をつい何度も確認してし…
春に、親戚の子の結婚式がある。ずいぶん前から「招待状を送るから連絡してね」と言われていた。 当然のように、私は郵便で届く紙の招待状を想像していた。白い封筒に、少し改まった文面。開封するだけで、背筋が少し伸びる、あの感じだ。 ところが先日、届…
今日は大寒。暦の上では、一年でいちばん寒い時期に入った。 実際、朝から空気が痛い。天気予報では「これからさらに冷え込み、雪の可能性あり」と言っている。大寒気団が迫っているらしい。言葉だけでもう寒い。 大寒は二十四節気の最後で、寒の入りから数…
先日、福井県知事選挙に行ってきた。「この人に任せたい」と強く思える候補者はいなかった。結果として、消去法で一票を投じた。 今回の知事選挙は、前知事の不祥事――セクハラ問題による辞職がきっかけだ。本来なら、未来を語るはずの選挙が、どこか後片付け…
人参は秋に播くものだ。少なくとも、家庭菜園をやってきた中ではそう教わってきたし、そうしてきた。 それでも最近、「一月に播いて春に収穫できる」という話を耳にした。正直、半信半疑である。寒いし、地温も低いし、発芽するイメージがあまり湧かない。 …
今日は成人の日である。今では一月の第二月曜日だが、以前は一月十五日と決まっていた。もちろん、私が成人を迎えた年も十五日であった。 成人式に出席しなかった理由 私は成人式には出席していない。その頃にはすでに働いていたし、田舎も遠かったため、故…
イメージ 今日は、地区の「お日待ち」である。正月の慌ただしさが少し落ち着いた頃に行われる、地区の恒例行事だ。 名前だけ聞くと、いかにも古くから続く信仰行事のように思えるが、実際には、今行われている内容と、その名が示す意味との間には、少し距離…