
- 💡 この記事のポイント
- 📬 医療費のお知らせは、毎月届くとは限らない
- 🏥 なぜ、受診してすぐには届かないの?
- 🤔 📱 では、マイナポータルならすぐ分かる?
- 📅 💡 確定申告では、マイナポータルが便利
- 🧾 「医療費のお知らせ」は確定申告だけのためではない
- 📝 医療費のお知らせは、医療費控除にも利用できる
- 📱 ⚠️ マイナポータルにも、すべての医療費が載るわけではない
- 📊 紙とマイナポータル、何が違う?
- 🤔 「それでも紙は必要なの?」という疑問
- 🔎 調べてみて分かったこと
私のところにも、ときどきこのハガキが届きます。
「毎月届いているのかな?」
そう思ったこともありますが、実際に何回届いたのかを記録しているわけではありません。
ただ、**「けっこうよく届くな」**という印象があります。
そんなある日、ふと思いました。
🤔 「この医療費の情報、マイナポータルでも見られるんじゃないの?」
マイナンバーカードを使えば、マイナポータルで医療費通知情報を確認できます。
それなら、
なぜ紙の「医療費のお知らせ」まで送ってくるのだろう?
ちょっと気になったので、調べてみました。
💡 この記事のポイント
今回調べて分かったことを、先にまとめます。
📌 医療費のお知らせが届く回数や時期は、保険者によって違います。
📱 マイナポータルも、受診直後に医療費が表示されるわけではありません。
📅 確定申告では、前年1月~12月分の医療費通知情報を一括取得できます。
🧾 医療費のお知らせには、自分の医療費を確認する役割もあります。
👉 つまり、「マイナポータルがあるから紙はいらない」と単純には言えません。
📬 医療費のお知らせは、毎月届くとは限らない
まず、ここからでした。
私は「よく届く」という印象を持っていましたが、医療費のお知らせが毎月届くとは限りません。
厚生労働省によると、医療費通知の実施頻度や通知の回数、時期について、全国一律の基準が設けられているわけではありません。
健康保険の保険者によって違います。
例えば福井県坂井市では、以前は年5回だった医療費のお知らせを、令和6年11月診療分から年1回に変更しています。
以前は2~3か月分をまとめて年5回送っていましたが、現在は前年11月診療分から翌年10月診療分までをまとめ、翌年2月上旬に年1回送る方式です。
同じ「医療費のお知らせ」でも、届く回数は保険者によって変わるわけです。
⚠️ 「医療費のお知らせは毎月届くもの」とは限りません。
自分のところにどのくらいの頻度で届くのかは、加入している健康保険の案内を確認する必要があります。
🏥 なぜ、受診してすぐには届かないの?
もう一つ気になるのが、受診してから通知が届くまでの時間です。
病院に行った直後に、「医療費のお知らせ」が届くわけではありません。
医療費通知に使われる情報は、医療機関から提出された診療・調剤報酬明細書などをもとにしています。
そのため、受診した月と、医療費の情報が通知に反映される時期には時間差があります。
さらに、紙の医療費のお知らせは、保険者によって発行する時期や回数が違います。
つまり、
「受診したら○か月後に必ずハガキが届く」
という全国共通の仕組みではありません。
🤔 📱 では、マイナポータルならすぐ分かる?
ここで、最初の疑問に戻ります。
マイナンバーカードを使ってマイナポータルにログインすると、「医療費通知情報」を確認できます。
ところが、こちらも病院に行った直後に表示されるわけではありません。
マイナポータルの公式FAQによると、毎月11日に前々月診療分の医療費通知情報が更新されます。
例えば8月11日なら、6月診療分が更新されるイメージです。
つまり、
🔴 紙のハガキだけが遅いわけではありません。
🔴 医療費の情報そのものが、受診直後にオンラインへ反映される仕組みではないのです。
これは今回調べてみて、少し意外でした。
📅 💡 確定申告では、マイナポータルが便利
ところが、確定申告の時期になると便利な仕組みがあります。
マイナポータルでは、確定申告に利用するための前年1月~12月分の医療費通知情報を、例年、原則2月9日から一括して取得できます。
例えば2025年分の確定申告なら、
📅 2025年1月~12月
の医療費通知情報を、2026年2月9日から一括して取得できる仕組みです。
さらに、マイナポータル連携を利用すれば、医療費通知情報をe-Taxによる確定申告に利用できます。
🖥️ 紙の通知を見ながら、一件ずつ入力するより便利です。
ここまで来ると、また疑問が出てきます。
🤔 「それなら、紙の『医療費のお知らせ』は何のためにあるんだろう?」
🧾 「医療費のお知らせ」は確定申告だけのためではない
調べてみると、ここがポイントでした。
医療費のお知らせは、確定申告のためだけに発行されているわけではありません。
厚生労働省の資料では、医療費の額などを知らせることで、健康や医療保険制度への関心を深めてもらうことなどが、医療費通知の目的として示されています。
つまり、
🧾 「確定申告のためのハガキ」
というだけではなく、
🔎 「自分がどのくらい医療費を使ったのかを確認するための通知」
という役割もあるわけです。
そう考えると、紙の通知が残っている理由も少し分かってきます。
📝 医療費のお知らせは、医療費控除にも利用できる
紙の通知には、もう一つ役割があります。
国税庁によると、医療費通知に必要な項目が記載されているなど、一定の条件を満たしていれば、医療費控除の申告で、その通知に記載された分について明細書の記載を簡略化できます。
ただし、医療費通知に載っていない医療費がある場合は、領収書などをもとに追加する必要があります。
⚠️ 「医療費のお知らせが届いたから、これだけで医療費控除は完成」というわけではありません。
ここは覚えておいた方がよさそうです。
📱 ⚠️ マイナポータルにも、すべての医療費が載るわけではない
マイナポータルは便利ですが、こちらも注意が必要です。
マイナポータルの医療費通知情報に、すべての医療費が含まれるわけではありません。
対象になっていない医療費などがあれば、領収書を確認して追加する必要があります。
ですから、
🔴 「マイナポータルを見れば、医療費控除は全部終わる」
とは考えない方がよさそうです。
📌 紙でもオンラインでも、最後は自分の医療費を確認することが大切です。
📊 紙とマイナポータル、何が違う?
ここまでを簡単に比べてみました。
| 🧾 医療費のお知らせ | 📱 マイナポータル | |
|---|---|---|
| 確認方法 | 紙 | スマホ・パソコンなど |
| 届く・更新される時期 | 保険者によって違う | 原則毎月11日に前々月診療分を更新 |
| 前年1年分 | 保険者の発行方法による | 原則2月9日から一括取得可能 |
| 医療費の確認 | ○ | ○ |
| 医療費控除への利用 | 条件により可能 | マイナポータル連携が可能 |
| e-Taxとの連携 | ― | ○ |
こうして比べると、紙とマイナポータルは似ているようで、少し役割が違います。
🧾 紙は、健康保険から届く「お知らせ」。
📱 マイナポータルは、行政機関などが保有する情報をオンラインで確認する仕組みです。
🤔 「それでも紙は必要なの?」という疑問
ここまで調べると、紙の医療費のお知らせにも役割があることは分かりました。
でも、最初の疑問が完全になくなったわけではありません。
マイナポータルを使える人なら、
📱 「紙ではなく、オンラインで知らせてください」
と選べてもいいのではないでしょうか。
紙が必要な人には紙で。
オンラインで確認したい人にはオンラインで。
そんな選択があってもよさそうです。
医療費通知の回数や時期は、すでに保険者によって違っています。
福井県坂井市のように、年5回から年1回へ変更した例もあります。
💻 これからデジタル化が進めば、医療費のお知らせの届け方も、さらに変わっていくのかもしれません。
🔎 調べてみて分かったこと
最初は、
🤔 「マイナポータルで医療費が分かるのに、なぜ紙のハガキが届くんだろう?」
という単純な疑問でした。
調べてみると、医療費のお知らせには、確定申告だけではなく、自分の医療費を確認するという役割がありました。
一方で、マイナポータルでは医療費通知情報を確認でき、確定申告にも利用できます。
だから、
🔴 「マイナポータルがあるから、紙の医療費のお知らせは不要」
とは言えません。
ただ、
💭 「マイナポータルで確認できる人まで、紙のハガキを送る必要があるのかな?」
という疑問は、やっぱり残りました。
紙が必要な人には紙で。
オンラインで十分な人にはオンラインで。
📱 そんなふうに選べるようになってもいいのではないでしょうか。
📚 参考にした公的資料
-
厚生労働省「医療費通知を活用した医療費控除申告簡素化」関連資料
-
マイナポータル「医療費通知情報の更新日について」
-
国税庁「医療費控除に関する手続について」
-
国税庁「マイナポータルと連携した所得税確定申告手続」
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福井県坂井市「医療費のお知らせについて」